どうすれば気になる腫れを鎮静できるのか

腫れが気になる場所を冷やす
歯茎の腫れが気になったなら、まずは腫れている場所を冷やすことが一番です。氷のうなどを利用して、腫れている部位に当てて熱を取るように努めましょう。氷以外にも、保冷剤や冷たく冷やしたタオルでも可能です。患部に当てる際には、腫れている歯茎に直接充てることなく、頬の上からなど間接的に冷やす方が良いでしょう。
また腫れている原因が細菌による場合には、ブラッシングやうがいなどもオススメ。特にうがい薬を使って口の中をすすぐと、ブラッシングよりも刺激が少なく痛みの心配もありません。お口の中を清潔にすることで、腫れの原因を早めに放出することができます。
ただし腫れている部位はかなり刺激に弱くなっています。うがいで使用するうがい薬はアルコール成分の薄いもので刺激の少ないものを使うと良いでしょう。
痛みが気になるなら鎮痛剤を
歯茎の腫れだけでなく、痛みがあるという場合には鎮痛剤を使用すると良いでしょう。鎮痛剤は市販のものでも大丈夫です。一般的に歯茎の腫れは1週間から10日程度で症状が落ち着くといわれています。特に痛みが強い場合には鎮痛剤を使用するようにしましょう。ただし毎日使い続けると、耐性がついて鎮痛剤の効果が弱まる可能性があることも忘れてはいけません。
歯医者さんでも歯茎の腫れがある場合、また痛みや熱を伴っている場合、その腫れが収まるまで治療を始めません。腫れがある場合に治療を行うと、悪化するおそれがあるのです。
つまり歯茎の腫れや痛みがある場合には無理をしない。加えて腫れや痛みが治まるまでは市販薬などを活用し患部を衛生に保ちつつ、腫れが収まるまで冷やしてあげるよう努めましょう。